個人経営の小さな皮膚科なら、話をもっとよく聞いてくれるかもしれないし、もし聞いてくれなかったとしても、大学病院のように長い時間待たされることもない。
私はそう感じたので、小さな皮膚科に行ってみることにしました。
病院が小さいだけに、最初から特殊な施術を期待して行ったわけではありませんでした。
正直、最初からもっと話をよく聞いてくれる病院を探したのではなく、フロジン液欲しさに行ったと言ってもいいかもしれません。
とにかく待ち時間が短くてすむ、その思いだけで病院を選んだのです。
「うーん、本当なら注射を打つのがいちばん良いんだけど、頭に注射を打つのは痛いうえに、血が出て可哀想だから、クリームを処方してあげましょう」と、ひとしきり頭を触った医師が発した言葉がこれでした。
当然、私はとてもガッカリさせられました。
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円形脱毛症と小さな皮膚科(1)
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